自動車業界ニュース
2024年04月25日(木)
 自動車業界ニュース

ZF、フォルシアとSHIコックピットを共同開発

新着ニュース30件






























ZF、フォルシアとSHIコックピットを共同開発

このエントリーをはてなブックマークに追加
次世代コックピットの開発
9月12日、ZFは、フォルシアと業務提携を結び、次世代コックピット「セーフ・ヒューマン・インタラクション・コックピット(SHIコックピット)」を共同開発したと発表した。

「SHIコックピット」により、複雑な先進支援システム(ADAS)および自動運転機能がシームレスかつ簡単に操作できる。2社は、出発地から目的地に至るまでの全行程において、運転の安全性・快適性の向上を目指す。

11581
手動運転と自動運転の円滑な切り替え
ZFアドバンスト・エンジニアリング セーフ・モビリティ・システム責任者のウーヴェ・クラス(Uwe Class)博士は、「SHIコックピット」により、手動運転と自動運転の切り替えが単純化できると述べる。運転モードは常時アクティブであり、自動運転レベルを向上させるという。

「SHIコックピット」は、自動運転が可能な道路状況下でドライバーがハンドル操作を車両側に託した瞬間、ステアリングホイールシステム内ハンズオン検出(HOD)機能にて検知され、手動運転から自動運転に切り替わる。ステアリングシステムのステアバイワイヤ技術により、運転モード中、ハンドルは固定状態となって車輪の動きと連動しない。

快適性・安全性の向上
「SHIコックピット」では、子供から大人まで個々の乗車者、幅広い状況に応じて、シートの位置は自動調節される。

手動運転では、3Dインテリアカメラがドライバーの座高を測定し、運転席のシートやハンドルを個々のドライバーに応じて調整する。一方、手動運転から自動運転へ切り替わると同時に、シートは後方・下降へ移動し、背もたれは後方に倒れ、ドライバーの快適性は高まる。

クラス博士は、「SHIコックピット」において、シートにはエアバッグ、アクティブシートベルト、アクティブシートベルトクリップが組み込まれ、高いレベルにて安全性を維持できると説明する。

また、「SHIコックピット」には、全ての運転支援システムとフィードバック機能が集約される。中央モニター「ヘッドアップディスプレイ・インストルメントクラスター(HUDIC)」を介して、自車をバードビューにて確認できる。

「アクティブ・ビークル・オーラ(AVA)」では、ディスプレイ上にて、楕円の線(1~3本)が自車を囲むように描かれ、運転支援システムから得た情報をドライバーに対して効果的に提示する。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

ZF プレスリリース
https://press.zf.com/releases/release_11138.html


Amazon.co.jp : 11581 に関連する商品
  • ベントラー、ドイツのバッテリートレイ製造施設を拡大(11月1日)
  • Rheinmetall Automotive、電気蒸気ポンプの受注額で新記録を達成(10月31日)
  • デンソー、フロスト&サリバンの2020カンパニーオブザイヤーを受賞(10月31日)
  • 起亜自動車アメリカ、「ニロ EV 2020」をMITに寄贈(10月31日)
  • ボルグワーナー、ヒュンダイ自動車に対するスターターモーター供給拡大(10月31日)
  • Yahoo!ブックマーク  Googleブックマーク  はてなブックマーク  POOKMARKに登録  livedoorClip  del.icio.us  newsing  FC2  Technorati  ニフティクリップ  iza  Choix  Flog  Buzzurl  Twitter  GoogleBuzz
    -->
    記事検索