デーナ、Hyliionと戦略的パートナーシップ契約を締結

今月7日、デーナは、電動化の促進、大型トラック(クラス8)の完全なるハイブリッド実現を目的として、Hyliionと戦略的パートナーシップ契約を締結すると発表した。

デーナが有する電気推進システムに関する専門知識にHyliion特許取得技術である車両ハイブリダイゼーションソリューションが加わることにより、完全なるハイブリッドシステムの供給、従来の自動車技術や電化技術に適した製品の提供が実現する。

出資・持株比率はデーナが大きく、デーナ商用車ドライブラインテクノロジー社長のマーク・ウォレス(Mark Wallace)氏がHyliion取締役会メンバーに参画する見込みである。

Hyliionは2015年に設立され、大型トラック(クラス8)向けのインテリジェント電気ハイブリッド型アーキテクチャー(プラットフォーム)を開発してきた。

アーキテクチャーには、機械学習アルゴリズムや最先端技術が活用されている。燃費節約・燃料効率、車両性能・機能を改善させ、排ガス削減、ドライビング・エクスペリエンスの向上につながる。

また、新車・中古車ともに搭載可能であり、アーキテクチャーにより6×2(6軸、後2輪駆動・前2輪操舵)が6×4(6軸、後4輪駆動・前2輪操舵)ハイブリッドになる。

ウォレス氏は、Hyliionとの戦略的取引を通して、輸送動力に革命を起こし、効率化に対するニーズを満たす機会が創出され、同時に、脱炭素化も推し進められると述べる。

（画像はプレスリリースより）




DANA　プレスリリース
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