マグナの新製品、フォードが採用
フォードは13日、同社の新型車F-150用にマグナインターナショナルが開発したリアウィンドウを公開した。
(画像はフォード社ニュースリリースより)
これはAutomotive Newsが同日付で報じたもの。同製品はスライド式でありながらつなぎ目が極めて自然なつくりとなっており、フォード社のデザインコンテストを勝ちぬいての正式採用となった。
マグナ、魅力的な“つなぎ目のない”ウィンドウ開発
従来のスライド式リアウィンドウは部品点数が多くなるうえ組み立ても複雑で、不具合の生じやすさや密閉性に問題を抱えていた。今回マグナインターナショナルでは、高水圧でガラスへの穴開け加工を行う技術をPittsburgh Glass Works社と開発。これをもとに“つなぎ目のないスライド式リアウィンドウ”を完成させた。
マグナ製のこのウィンドウは、従来に比べ4.5%の軽量化を実現。また車のシェイプがきれいな流線形にまとまるほか、独自の凍結防止機構を備えるなど数多くの魅力を有している。製造においても、構造の簡略化により製造ラインが少なく済むというメリットがある。
フォードはこの新たなウィンドウを上位モデルへの標準およびオプション搭載に限り、レギュラーモデルへの標準搭載は行わない見通しだ。それでも今回の新ウィンドウ導入により、同社ではスライド式ウィンドウを選択するユーザーの割合は現在の約25%から、40%にまで増加することを見込んでいるという。
マグナの新製品、業界に広まるか
マグナの“つなぎ目のないスライド式リアウィンドウ”は業界でも注目の的だ。同社によると、今年1月にデトロイトで開催された自動車ショーで同製品を公開した際には、フォード以外のメーカー関係者からも問い合わせが相次いだという。
マグナではこのリアウィンドウについてフォードとのライセンス契約を行わず、他の自動車メーカーに対しても提供を進める考えを示唆している。

フォード ニュースリリース
https://media.ford.com/content/fordmedia/fna/us/en/newマグナインターナショナル
http://www.magna.com/Automotive News
http://www.autonews.com/article/20140813/OEM10/1408199