耐用期間の過ぎたタイヤで作る「タイヤ公園」
インドの大手タイヤメーカーであるアポロタイヤは、耐用期間が過ぎたタイヤ(ELT)を使用した「タイヤ公園」のオープンを、5月5日のプレスリリースで発表した。
インド南部のチェンナイ近郊にある、Senakuppam村とVallakottai村の学校に初めての遊び場が完成した。同施設はアポロタイヤの環境イニシアティブ「Habitat Apollo」が、約200本のラジアルタイヤを使用して製造した。
インドでは耐用年数が過ぎた廃タイヤが、早急なリサイクルなどの対策なしでは、年間1億本を超えると見られている。
アポロタイヤでは、イギリス・オールドトラフォードの「ゴー・ザ・ディスタンス・ピッチ」や、公園の遊具などの「ゴー・ザ・ディスタンス・プレイグラウンド」を通し、タイヤの再利用やリサイクルの研究に取り組んでいる。
今後の課題となる、インドにおける廃タイヤの用途と処理
インドでは、比較的状態の良いタイヤは、溝を付け直すなどの修復を行い販売される。
一方で多くの廃タイヤが環境的に危険な熱分解で処理されている。再利用のためにクラムや再生ゴムとして抽出され、不要なタイヤはレンガ窯の燃料となる。
アポロタイヤは、廃タイヤを利用した遊具製作という実験的なプロジェクトの成功次第で、今後インド国内の製造施設近辺にある村に、同様の遊び場を製造する見込み。
耐用期間の過ぎたタイヤはこうした公園で、「モンキー・クライム」「ブランコ」「ロープウェイ」などに作り替えられる。同社は、子供たちの敏しょう性や活発さを改善し、再利用とリサイクルの概念に触れることのできるプラットフォームを提供していく。

アポロタイヤ
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