元米運輸長官3名を選任
エアバッグの欠陥問題で揺れるタカタ株式会社は、12月3日、高田重久CEO名でプレスリリースを発行した。これは、11月13日以来となる。この間、同CEOは沈黙を保ってきた。以下はその概要である。
私は会長として、弊社が更なる取り組みを行うことが可能であり、また、それらを行う義務があると理解しております。そこで、今日私は、弊社が取り掛かるいくつかの重要なステップを発表します。(プレスリリースより引用)
と、高田CEOは声明で述べている。
第1に、タカタは、現在の製造手順に関する監査と報告書を作成する、独立した品質保証委員会を設置するとのこと。この委員会は、元米大統領首席補佐官であり、元米運輸省長官であるサミュエル・K・スキナー氏が議長を務めるという。
この委員会は、完全かつ独立した方法でその任務を果たすため、彼らが必要とするすべてのリソースが提供され、アクセスできるとのこと。完成後、この独立した品質保証委員会によって作成された報告書が公開されるという。
第2に、特別顧問として2人の著名な元米運輸省長官の、ロドニー・スレイター氏とノーマン・Y・ミネタ氏を任命したとのこと。両氏は、同社が直面している現在の課題に対処する方法が、市民の信頼を取り戻すため、断固として適切であることを確かにするよう、タカタにアドバイスするという。
劇的な行動で交換品を増産
第3に、増加するリコールの需要を満たすために交換キットを製造する能力を増やす、劇的な行動を取るとした。同社のグローバルエンジニアリングリーダーのクラウス・ルドルフ氏が、業界内の他の生産者と連携して、タカタの交換プログラムの柔軟性を拡大するという。同氏は安全かつ実現可能である限り、代替品として、競合他社製品の活用可能性を検討しているとのこと。
タカタのインフレータ グローバルオペレーションの副社長である勝又浩彦氏は、代替品の内部生産を拡大するための努力をリードするという。同社はモンクローバ工場での生産を補完するために、アジアとヨーロッパの施設で生産を増加させるとした。
第4に、同社の製品と最近のインフレータ破裂事故を評価するために、世界中のトップ科学者と協力しているという。専門家には、噴射剤、インフレータ、及びエアバッグシステムを専門とする、ドイツのフラウンホーファー研究所の科学者が含まれるとのこと。

タカタ社プレスリリース
http://www.takata.com