高度運転支援システム関連事業が成長
自律走行車の完成には、まだ遠い道のりがあるものの、高度運転支援システム事業部門は、すでに、自動運転に向けた開発中の技術により利益を得ている。
コンティネンタルのシャシー&セーフティ事業部のリーダーである、フランク・ジョルダン氏は、「高度運転支援システム関連事業は、我が社の最も急成長している部門です。」と語った。
高度運転支援システム事業部門は、さまざまな種類のレーダーやカメラシステムを開発しており、それらは、アダプティブ・クルーズコントロール、非常ブレーキ、車線逸脱警告、また、自動車メーカーが対応を急いでいる、半自律機能などのために使用されている。
ジョルダン氏によれば、コンティネンタルから高度運転支援システム部品を購入した自動車メーカーや、システム全体やソフトウェアを購入したメーカーもあり、日本、アメリカ、ヨーロッパは高度運転支援システムの主要な市場である。
自律走行車の開発には時間が必要
システムズ&テクノロジーのディレクターである、シュテフェン・リンケンバック氏は次のように述べている。
「自動車業界は、短い時間で制御が可能な自動運転に向けて急速に動いていますが、まだ、完全に自律走行できる車の概念からは非常にかけ離れています。人々は無人運転での走行に戸惑っているのです。」(WardsAutoより引用)
完全自律走行車が可能となるには、高度に安定化された大規模なバックアップシステムが必要であるなど、まだ問題が残る。コンティネンタルは、こうした問題は2025年までは解決できないだろうと考えている。
ブレーキ新技術の開発
高度運転支援システムの急速な成長にもかかわらず、シャシー&セーフティ事業部の売上高の約66%が、ブレーキシステムと電子安定制御などの従来技術によるものだ、とジョルダン氏は述べている。
部門の最新技術として、MKC1ブレーキモジュールがある。これは、一つのコンパクトなユニットにブレーキブースタ、制御システムおよび取り付け金具が組み合わせられたものであり、30%から40%軽量化され、高度な制動性能とクラス最高の回生力を提供している。また、電気自動車と互換性があり、空気吸入の必要もない。
このシステムは、2015年後半または2016年の初めには生産に入る見込み。これは、大変高額なものであるため、当初はドイツの高級車に適用される予定であるが、他の多くの自動車メーカーも興味を示している。

WardsAuto
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