小型・軽量のインフレータ、ヨーロッパなどで販売へ
TRWオートモーティブ(TRW)は3日、新型のエアバッグ用インフレータ「SPI2 EVO」を発表した。従来品と比べ軽量かつコンパクトなのが特徴で、今後ヨーロッパと中国を中心に販売される見通しだ。
製品の軽量化はアドバンテージ大
ルーフレールエアバッグ用のインフレータであるSPI2 EVOは、従来品と比べ厚さを5mm抑えるともに、長さも50mm削減。重量においても35%の軽量化を実現している。
同製品についてTRWのNorbert Kagerer氏は、従来品の製造で培った同社の製造ラインに基づいた製品であると説明。インフレータ開発における主要な目標は重量の削減であり、本製品ではそれを達成しているとの認識を示した。
また同氏は、自動車メーカー各社がより燃費に優れた自動車を生産する上で、同製品の軽さは大きなアドバンテージになるとも述べている。
自動車メーカー各社の契約相次ぐ
TRWによればSPI2 EVOは来年初めより、各自動車メーカーへ向けた供給が始まるという。既に採用が決まっているのは、ドイツのLaagと中国のXi'an、そしてアメリカのMesaという計3社。
同製品に関してはこれに加え、5つの自動車メーカーとの間で計6つの開発契約を行うことで既に合意しているという。Kagerer氏は製品をめぐるこうした動きを受け、同製品のエアバッグ分野における先進性が、ヨーロッパやアジア、および新興市場のニーズにマッチしているとの見解を述べた。
(画像はニュースリリースより)

TRWオートモーティブ ニュースリリース
http://trw.mediaroom.com/index.php?s=32950&item=128161