2014年は「記録に残る年」 今後の土台作りに貢献
ビステオン傘下の空調部門Halla Visteon Climate Control Corp.(HVCC)は2日、新製品の「HV iCool」が好評であることなどを受け、同部門にとって2014年は記録に残る年になるとの見解を公表した。
各製品が好評、売り上げ17%アップへ
HV iCoolは、コンプレッサーとコンデンサーを一つのユニットにおさめた空調システム。電力消費の大きいエレクトリックヒーターをシステムから取り除くことで、電気自動車に搭載した場合の充電走行距離を最大30%引き上げることが可能となっている。
またそのデザインにより、座席の下や荷物入れの内部など、従来では難しかった位置に冷暖房システムを搭載できるのも特徴の一つだ。
これら新製品が好評を得たことに加え、従来の各種空調製品における売り上げも好調を維持。HVCCによれば、同社の今年における売り上げは昨年と比べ17%アップし、12億円を超える見通しだ。
“破壊的な”技術も導入 来年以降の躍進目指す
同社では今後、従来の価値基準にとらわれず、新たな価値基準のもとで威力を発揮する“破壊的な”技術に取り組む計画だ。HV iCoolについて同社では、環境とドライバーの快適性双方に配慮した、その重要な一例であると説明。
こうした破壊的な技術は、自動車における冷暖房やデザインに明確な変革をもたらす可能性を秘めているという。
HVCCトップのYH Park氏は今年における同社の伸びを受け、「将来における新たなビジネス機会への準備が整った」との認識を示した。同氏によれば、今年立ち上がったビジネスの多くは今後2017年から2019年にかけての始動を目指しているといい、同社では引き続き革新的な技術を市場に投入し、顧客の価値創造に努めたいとしている。

Halla Visteon Climate Control Corp. ニュースリリース
http://www.visteon.com/media/newsroom/2014/141202_hvcc1