効率性と安定性は両立せず?
The New York Times(以下タイムズ紙)によると、タカタのスポークスマン、アルビー・バーマン氏は声明の中で、次の様に述べたとのこと。
硝酸アンモニウムベースの推進剤は、他のインフレータの推進剤に対して重要な利点がある。これは毒性の排出量を低減する上、より小さなインフレータを可能にし、製造がより安全になる点で、より効率的だ。(タイムズ紙より引用)
一方、1990年代半ばにタカタのシニアマネージャーを務め、現在は顧問であるScott Upham氏は、以下のように語ったという。
タカタは明らかに非常に早い段階で、この化合物の使用に重大な問題があったと知っていた。その特許は、彼らがいかに推進剤を修正しようと試みたかを実証している。そして、彼らはまだ、根本的な問題のいくつかを解決していない。(タイムズ紙より引用)
交換用エアバッグは安全?
硝酸アンモニウムの使用は、議員と米国家道路交通安全管理局(NHTSA)の注目を集めているとのこと。NHTSAはタカタに、化合物の使用に関連した文書と、その組成を変えたたび毎の詳述の作成を命じていた。
専門家によると、新製品の開発から単純に代替技術を使って実験することまで、企業には特許化を目指す多くの理由があるが、多くの例において、特許が実用化されることはないという。
タカタは、交換用のエアバッグで硝酸アンモニウムを使用し続けており、また、エアバッグは安全であると述べているとのこと。
硝酸アンモニウムのタカタの苦闘は、1990年代から始まったとのこと。当時はエアバッグメーカーが、有毒ガスを作り出すアジ化ナトリウム含有の化合物に、代替品を見つけるための競争をしていたという。
(この稿終わり)

The New York Times
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