レアアースなしで達成
ZFフリードリヒスハーフェンAGのプレスリリースによると、MotorBrainの試作品は現在、ハイブリッド電気自動車や電気自動車の主要なコスト要因を構成する、希土類元素(レアアース)なしで作製されている。
希土類元素の生成は、非常に時間がかかり公害をもたらし、また価格が高く大幅に変動する。このため、MotorBrain電気モーターは、容易に入手可能でよりコスト効率的であるフェライト磁石を使用し、また、研究者が設定したマシン設計の原則によって、希土類は全く利用していない。
プロセッサも新開発
2011年の終わりに施行されたISO26262(自動車の電気/電子に関する機能安全)を特に考慮した、耐故障性安全構造の製作は、コンピューターの性能の面で非常に厳しいものとなっていた。
ソフトウェア面からではその実施が困難であり、ISOに準拠した要件は、並列コンピューターのコアによって成功裏に達成された。
この目的のためにInfineonは、コンピューターのAurix新世代を開発し、それを強化したという。
新しいプロセッサの並列構造は、安全面に沿ってアルゴリズムの最適な実行時間を達成するため、複雑な電気モーターの最適な制御を可能にした。
バッテリーと管理システムも成功
MotorBrainは、エネルギー蓄電池の面でも成功を収めているという。リチウムイオン電池のための新しい細胞化学が開発され、今まで困難であることが判明していた、1つのセルに高性能・高エネルギー含量の組み合わせを達成するために、プロトタイプとして作製された。
同時に、直接バッテリーに統合されたモジュラーエレクトロニクスの解放を可能にして、ガルバニック絶縁を同時に確保する、バッテリー管理システムの新しいアプローチは、プロトタイプステージのために開発されたとしている。
(この稿終わり)
(画像はプレスリリースより)

ZFフリードリヒスハーフェンAGプレスリリース
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