シロキ工業を完全子会社化
アイシン精機株式会社とシロキ工業株式会社は、アイシン精機を完全親会社、シロキ工業を完全子会社とする株式交換により経営統合を行うことで基本合意書を締結した。
自動車メーカーがグローバルな事業展開を推進する中で、新興国の部品サプライヤーを中心とするコスト競争の激化と、部品の軽量化や安全性能の向上など、これまで以上に技術開発を推し進める必要があると予想されている。
このような環境下で両社が持続的に成長を続けるためには経営統合が必要と判断した模様である。
それぞれの強みを活かして成長を目指す
今回の経営統合により、両社はグローバルな事業拠点の相互活用による生産体制の最適化を行うことになる。また、アイシン精機はシステム・モジュール製品、シロキ工業は外装・機能部品へ経営資源を集中することにより、開発の効率化と営業基盤を相互活用などにより競争力の強化を図っていくことになる。
アイシン精機は、これまで車体部品を事業の中心として位置づけており、また、世界でトップシェアを持つパワースライドドアなどの電子制御システムを強みとして事業の拡大を目指してきた。しかし、この事業拡大が、外装品から機能部品まで車体部品のほとんど全ての部品を取り扱う結果となり、さらなる成長のために開発資源の効率的な運用が課題となっていた。
シロキ工業は、コスト競争力とアルミニウムなどを活用した軽量化技術が強みであり、ドアフレームや自動車用外装部品、シート、ウィンドレギュレータなど機能部品の分野で成長してきた。しかし、事業のグローバル展開が遅れており、独自技術による開発と生産能力を活かしきれていなかった。

アイシン精機 ニュースリリース
http://www.aisin.co.jp