パフォーマンスカーセグメントへの切り込みを図る
アメリカの自動車雑誌の公式HPであるCar and Driverは、ヒュンダイがBMWのチーフエンジニアの力を借りる決断をしたと12月22日に報じた。
ヒュンダイは「N」スポーツモデルシリーズを発表して以来、パフォーマンスカーセグメントへの切り込みを図り、熟考を重ねてきたという。
BMWやアウディ、メルセデスと競合できるレベルを目指し、排気音、エンジンサイズなど様々なオプションを追加する事を検討してきた。その努力がBMWのチーフエンジニア、Albert Biermann氏の力を借りる事によって実を結ぼうとしている。
Albert Biermann氏の役割
Biermann氏は韓国のナムヤンにあるR&Dセンターに常駐し、ヒュンダイと起亜(きあ)自動車のハイパフォーマンスカーの開発責任者となる。Biermann氏は両社売れ筋モデルの乗り心地、操作性、安全性、そして快適性の改善も任されている。
韓国のモデルは、最新のジェネシスを見ると分かるように過去数年の間にダイナミックさにおいて画期的な進歩を遂げている。しかし、ホンダやマツダなどのスポーツ車と競合するにはまだ努力が必要であり、Biermann氏に期待が集まる。
ヒュンダイと起亜がBiermann氏という強力な力を得る一方、BMWは貴重な人材の損失を受ける事となる。2015年1月付けで48歳年下のFranciscus van Meel氏がBMWのチーフに就任する事を受け、57歳であるBiermann氏は定年が60歳と定められたBMWでは残りのキャリアで出来る事はもうあまりないと感じ、移籍を決断したという。

Car and Driver
http://blog.caranddriver.com/