3ヶ所で30年間にわたり製造
米自動車業界紙Automotive Worldは、12月22日、シェフラーグループの一員である独LuK GmbH & Co.KGが、デュアルマスフライホイール(DMF)の生産において、100万個を達成したと伝えている。
この成功した振動ダンパーは、3ヶ所で30年間にわたり製造されてきた。ドイツのビュールにある同社で1985年にDMFが導入され、2000年からハンガリーのソンバトヘイで、また、2007年から中国の太倉(タイツァン)で製造されてきた。
デュアルマスフライホイールの開発は、弊社のほぼ50年間の歴史の中で優れた技術革新の一つです。そして、自動車業界のための画期的な製品として、また、今日これまで以上に必要とされる持続可能なモビリティーのためのキーテクノロジーとして浮上しています。(Automotive Worldより引用)
と、トランスミッションシステム事業部門社長であるマティアス・ジンク氏は、この製造の節目を記念した祝賀会で語った。
エンジニアのモチベーション
LuKの元開発マネージャーのWolfgang Reik博士は、最初には成功を予見していなかったし、当初の障害を克服するために、情熱的な発明家にもなる必要があったと説明した。ジンク氏は付け加えて次の様に述べている。
成功の決定的要因は、今、明日のモビリティーを形作っている、そして、30年前にもそれをやり成功裏にDMFを開発した、弊社のエンジニアのモチベーションです。(Automotive Worldより引用)
DMFの最初の顧客は、1985年に採用を決めたBMWだった。DMFは、向上した聴覚的快適性を持つ低燃費動作点での運転を可能にした。従って、CO2排出量と燃料消費量を低減することに寄与している。
これは昔も今も、製品の市場における成功のための決定的要因である。LuKのデュアルマスフライホイールを搭載した、市場で最初の車はBMW525eだったという。
(その2へ続く)

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