CESで搭載車両がデビュー
米ビステオン社は、1月5日、米ラスベガスで1月6日~9日に開催されるCES(国際家電ショー)2015において、ベライゾンのLTEマルチキャスト技術を搭載したコネクテッドカーをデビューさせるとニュースリリースで発表した。
自動車メーカーは、今回の発表によりLTEマルチキャスト技術の利点をよりよく知ることができるという。また、ネットワーク・コストを削減しつつ、より広い帯域幅を提供することでセキュリティを改善するように設計されている。
「ビステオンコネクテッドカーハブ」は、自動車業界初の、LTEマルチキャスト技術を使用して※ファームウェア・オーバー・ジ・エアー(FOTA)更新を受信するように設計された埋め込み型自動車テレマティクスモジュールと通信する。
自動車メーカーに効率的かつ経済的な選択肢
LTEマルチキャストは、強化されたマルチメディア・ブロードキャスト・マルチキャスト・サービス(eMBMS)に基づいており、より効率的かつ速い、自動車へのコンテンツ提供を可能とする。
また、「ビステオンコネクテッドカーハブ」とベライゾンのLTEマルチキャストは、自動車メーカーが同時に、輸送車両部隊全体、製造工場または地域での車両にFOTAアップデートを送信することができる。
このネットワーク技術は、大幅にネットワークリソースを最適化しつつ、同時に多くの車両に届くため、現在のソリューションよりも効率的かつ経済的な選択肢だ。
充実したエンターテインメントも提供
車両は、メーカー、モデル、電子機器および部品の基本設計構造だけでなく、顧客と場所によりターゲティングできる。そのため、個人的にカスタマイズされたものから強化された位置情報サービスに至るまで、潜在的に接続されているアプリケーションのホストを創り上げることが可能となる。
「ビステオンコネクテッドカーハブ」はまた、ビステオンの後部座席インフォテイメントを備えており、eMBMSを介して配信される放送エンターテインメントを提供している。
プログラミングされた複数のチャンネルは、LTEマルチキャストを受信可能なテレマティクス制御部と表示画面を搭載した車両に、直接流すことができるという。

ビステオンニュースリリース
http://www.visteon.com※ファームウェア・オーバー・ジ・エアー(FOTA)
http://e-words.jp/w/FOTA