既に研究に着手
ジョンソンコントロールズは、自動車の運転者の好みに応じて、車両内装の表面色を変更できる新技術を開発している。
同社のヘンドリックス商品開発担当副社長は、この技術コンセプトは特に不特定多数の使用者が車両を使用する場合において活用することができると、2014マネジメントブリーフィングセミナーで述べた。
同氏によると、既に表面色を変更できるプラスチック部品を研究チームが開発中であることを明らかにした。また、脱臭フィルターも開発中であり、これを開発する狙いは、前のユーザーが車両に残してゆくあらゆる痕跡を限りなく無くすことにあると述べている。
中国企業との合弁の一環
ヘンドリックス氏の研究開発チームは、デュッセルドルフ、上海、ミシガン州ホランドにある3つの研究開発センターで開発業務に従事することになり、これは延鋒汽車飾件系統有限公司と新たに設立された約75億ドルの売り上げが見込まれる合弁事業の一部でもある。
この合弁会社におけるジョンソンコントロールズの持ち分は30%で、同社はインストルメントパネル、ドアパネルおよびその他の内装部品をこの合弁会社で販売することになる。
当面は中国対応
この色味が変更できる内装技術は、未知なる先進開発の分野である。そこで、ヘンドリックス氏の研究開発チームは、例えば、増大する中国市場の高級車オーナーの好みに対応するなど、当面は直近の課題に対応する研究開発に従事することになる。
例えば、中国人ドライバーは、汎用性の高い収納スペースより、スマートフォンやサングラスなどそれぞれ専用に設計された収納スペースを好む。
また、別の例では、高級車を保有する年配の中国人は運転手付きのドライブを好む傾向があるため、各自動車メーカーは豪華な後部座席をもつホイールベースを延長したセダンを準備している。
しかし、ヘンドリックス氏は、1980年代以降に生まれたが若い中国人ドライバーは自ら運転することを好み、ヨーロッパや北米のドライバーと似た好みを持つことになると考えているようである。

Johnson Controls
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