デンソー・カンボジア通じ、経済特区内に新工場
株式会社デンソー(デンソー)は20日、デンソー・カンボジアを通じて、カンボジアのプノンペン経済特別区内に新工場を建設すると発表した。
デンソー・カンボジアは既に同特区内で工場を構えており、今回そこに新たに工場を追加することで、アセアン地域において拡大を続ける自動車生産に対応する方針だ。
20億円超を投入、来年3月の稼動を目指す
デンソーではこの新工場設立に際し、約22.4億円(1900万ドル)を投資。新工場は敷地面積10万平方メートル、従業員約380名を伴う規模となる。
この新工場ではオイルクーラーをはじめ、2輪車用の発電機であるマグネトーなどが生産される計画となっている。デンソーによれば、新工場は来年3月に稼動を開始する予定であるとのことだ。
デンソー、アセアン地域の発展に対応へ
デンソーではカンボジアをはじめミャンマー・ラオスなどを、フィリピン・ベトナムなど新興国に次ぐ“新・新興国”と位置付けており、中でもカンボジアは新・新興国における低コストな生産モデルの先行例として、同社の持つ技能・技術を移植しての積極的な展開を進めている。
また同社によれば、カンボジアを含むアセアン地域では今後RCEP(東アジア地域包括的経済連携)などの各種経済的枠組みにより、人・モノ・投資・サービスの移動が加速する見込みであるとのこと。これに伴い、同地域は人口及び車両の販売で全世界の2分の1を占めるまでに発展する可能性があるという。
同社は今回の新工場設立決定に際し、事業を通じて現地の経済発展や雇用の創出に貢献していきたい旨を発表。また今後も世界各地の市場動向を見極めた生産・供給体制の元、顧客の期待に応えうる製品の供給に努めたいとしている。

株式会社デンソー ニュースリリース
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