中国の自動車メーカー向けボディシェルなどを生産
ThyssenKruppグループで、自動車業界の車体とパワートレインプロセスチェーンを取り扱うThyssenKruppシステムエンジニアリングは、上海市南東部の川沙に、新しい工場を開設したことを発表した。
同社は、これまで上海市内の浦東地区に位置していたが、中国における事業の拡大により、場所を移動して新工場を開設することとなったもの。
川沙の工場では、塗装する前のボディシェルの技術に加えて、中国を拠点とするOEMのための組み立てとテストシステムを生産する。主な顧客は、上海フォルクスワーゲン、一汽フォルクスワーゲン、クオロスとCAFなど。
グローバル成長戦略の一環
これに先立ち、SUVとピックアップの中国の大手メーカーである長城汽車は、次世代の車に向けた完全な組み立てとテストラインを構築するために、ThyssenKruppシステムエンジニアリングと契約を交わしている。
ThyssenKruppの産業ソリューション事業部門経営取締役会の会長兼CEO、イェンス・マイケル・ヴェーグマン氏は次のように言った。
「将来へのこの投資は、我が社のグローバル成長戦略の中心的要素であり、中国におけるプレゼンスの拡大に向けた重要なステップです。新しい工場によって、我々は、中国におけるローカルな製品ポートフォリオを拡張し、中国に拠点を置く顧客との関係を強化することができます。今後も我々は、中国のサプライヤーとより緊密に協力していきます。」(プレスリリースより引用)
生産と管理機能を統合
ThyssenKruppシステムエンジニアリングのCEOである、ベルント・ベッカー氏は次のように付け加えた。
「川沙の新工場は、12,000平方メートルの生産スペースと6,000平方メートルのオフィススペースを持っています。新しい工場は、我が社の生産事業と組織の機能を1つの場所で組み合わせたものといえます。これは、より効率的なプロジェクト管理を可能にし、従業員と顧客の満足度を向上させます。」(プレスリリースより引用)
ThyssenKruppシステムエンジニアリングは、2006年から上海に工場を運営している。
また、ThyssenKrupp Car Body Technologiesが、浦東地区において、わずか5人の従業員で業務を開始、その後250人に成長した。同社は、成長戦略の一部として、さらに労働力を拡大する計画である。

ThyssenKrupp Press release
http://www.thyssenkrupp.com