50億円の投資でニードル軸受工場を建設
日本精工(以下、NSK)の子会社であるNSKニードルベアリングは、今後のさらなるニードル軸受の需要拡大に対応するため、韓国の忠清南道天安市に工場の新設を決定した。
NSKは約50億円を投資することで、約9万平方メートルの敷地に約2万平方メートル規模の新工場を建設する。2017年の春に操業を開始する予定で、約200名の従業員がこの新工場で働くことになる。
NSKの韓国事業は、1970年代初頭に韓国ベアリング社と技術提携を結び、1987年には韓国企業との合弁で現在の韓国NSKの前身である韓国精密株式会社を昌原市に設立し、高精度な軸受の国産化を実現するなど、韓国の産業発展に貢献してきた。
事業の拡大と需要の拡大に対応
NSKは、高回転、小型・軽量化、低摩擦損失などの優れた機能を実現したニードル軸受の供給を通じて、韓国に生産拠点を持つ自動車メーカーなどの自動変速機の技術的進化に対応する拡販活動を通じて自動車事業の拡大を図っている。
現在では韓国及びグローバルのユーザー向けに、生産拠点2ヶ所、販売拠点2ヶ所、研究開発拠点1ヶ所の事業を韓国で展開している。
近年、自動車の低燃費化のため自動変速機の多段化などの技術が進化しており、自動変速機の効率を向上させるニードル軸受の需要が増加しているのに加え、自動車生産台数の拡大により自動車用自動変速機向け軸受の需要が大きく拡大していた。

日本精工 プレスリリース
http://www.jp.nsk.com