最適生産場所からの提供を展開
アイシン精機のグループ会社で、マニュアルトランスミッションの専門メーカーであるアイシン・エーアイは、後輪駆動車用の高容量6速マニュアルトランスミッション「AC6」をトヨタ自動車と共同で新開発した。
この新型AC6は、タイ拠点であるアイシン・エーアイ(タイランド)で生産を行い、トヨタ自動車の多目的世界戦略車のIMV向けに供給を開始することになる。
アイシン・エーアイは、燃費向上ニーズに貢献するこの新型トランスミッションの拡販活動を進めるとともに、世界各国の納入先に対してアイシン・エーアイグループの日本、タイ、中国、ブラジルにある生産拠点を活用することで、最適地で生産されたトランスミッションの納入体制を展開する予定だ。
現調化率90%を達成
今回の新型トランスミッションの開発においてアイシン・エーアイは高いコスト低減目標を掲げ、部品単位での現調化を推進することでアセアン地域での現調化率90%を達成している。
この中でアイシングループでは初となる冷間鍛造の内製化にも取り組み、AC6の部品にも採用することに成功している。
動力と燃費性のにおいては、1速と6速ギヤ比の比率を拡大するワイドギヤレンジを取り入れたことで、低速ギヤでの動力性能を向上させると同時に、高速ギヤでの燃費性能の向上を両立させている。
意匠面ではデザイン性の向上を目的にシフトレバーの傾きが乗用車と同様になるようシフト系の構造設計を行っている。
これらに加えて、ギヤトレーン構造の差別化や新材料を採用することにより、軽量かつコンパクトサイズ、またSUVや商用車の過酷な使用条件にも耐える信頼性をAC6では実現している。
(画像はニュースリリースより)

アイシン精機 ニュースリリース
http://www.aisin.co.jp