オハイオ州トレドの工場を拡張
ジョンソンコントロールズは5日、スタート・ストップ機能を搭載した車両向けのバッテリー生産に関し、アメリカオハイオ州トレドの工場を拡張して増産体制を敷く方針であることを明らかにした。
スタート・ストップ(アイドリングストップ)とは
スタート・ストップはアイドリングストップとも呼ばれ、渋滞や信号待ちなどで車両が一時停止している間、エンジンの動作もこれに連動するかたちで停止させる機能のこと。
燃費や排出ガスの削減に効果があるとされ、ジョンソンコントロールズによればスタート・ストップ機能を車両に搭載した場合、従来の車両と比べ5%の燃費削減が可能であるという。
あらゆる車両に対応するバッテリー製品群の整備を目指す
このスタート・ストップ機能を搭載した車両向けバッテリーに関して、ジョンソンコントロールズでは2012年にアメリカでの生産をスタート。これまでに累計1.3億ドルを関連技術に投資してきた。
今回の工場拡張はこうした流れに続くもので、今後2016年にかけてトレドの工場を拡張。同社がスタート・ストップ機能に対し最適であるとする、吸収性のガラスマット(Absorbent Glass Mat、AGM)を用いたバッテリーの増産を目指す。
加えて、同社ではリチウムイオンバッテリーや鉛酸電池の供給も行い、マイクロハイブリッド車やハイブリッド車、電気自動車などを含むほぼすべての車両に対応する製品群を整える考えだ。
活況を見せるスタート・ストップ機能関連市場
ジョンソンコントロールズによれば、スタート•ストップ機能はアメリカと中国、次いでヨーロッパの各地域で注目を集めつつあるほか、新車におけるスタート・ストップ機能の国際市場は、2020年までに年間5300万台規模に達する見込みであるという。
同社のPetar Oklobdzija氏は、アメリカでも2020年には900万台のスタート・ストップ機能搭載車両が路上を走ることになるとの予測に言及。合わせて、ほとんどの自動車メーカーが今後3〜5年以内に、関連技術を搭載した新型車を発表する意向を示していると指摘した。
また同氏はこうした需要・関心の高まりを踏まえたうえで、同社としてもフォード「F-150」とGM「シボレー・マリブ」へ向けたバッテリー供給を行うことを明らかにしている。
(画像はニュースリリースより)

ジョンソンコントロールズ ニュースリリース
http://www.johnsoncontrols.com/