トラブルを減らし、組み込みをより簡易・正確に
Leoniは6日、今年9月にドイツ・フランクフルトで開催される国際モーターショー(IAA)への出展に際し、展示予定の乗用車向け成形済みケーブルハーネスを公開した。
複数の電線を束にした集合部品であるケーブルハーネスはワイヤーハーネスとも呼ばれ、自動車では車内の配線で用いられる。Leoniによると、これをあらかじめ成形しておくことで湿気や油、薬品などから配線を保護することができるなど、トラブルを引き起こす要因を減らすことが可能であるという。
加えて、成形済みケーブルハーネスはエンジンやギアボックス周りなどにおける収納性と組み込みやすさにすぐれており、これによって作業時間が短縮できるだけでなく、狭い箇所における組み込みの正確さを向上させることにもつながるとのことだ。
商用車向け製品で培った技術を乗用車にも提供
成形済みケーブルハーネスに関し、これまでLeoniは主に商用車向けの開発・生産を手掛けてきた。同社はこの経験を通じて成形技術を発展させるとともに、ポリウレタン系の素材をベースとした生産技術を取り入れることで、耐振動性と耐久性に優れたケーブルハーネスの生産に成功。また車内では箇所によって温度が130度近くまで上昇することを考慮し、耐熱性の面でも改良を施した。
そして今回、同社では商用車に次いで乗用車向けの展開に乗り出す形となる。同社ではIAAへの出展を通じて、同製品の耐久性と組立時間における優位性を示し、製品を採用する利点をアピールしたい考えだ。
(画像はプレスリリースより)

Leoni プレスリリース
https://www.leoni.com/en/press/releases/