1972年から43年かけての大台達成
デンソーは16日、ポート噴射式のガソリンインジェクターに関し、グローバル規模での累計生産台数10億本を達成したと発表した。
同社では1972年、排ガス浄化の需要に応える形で電子制御式のガソリン噴射装置と共にインジェクターの量産を開始。その後1998年からはアメリカ・テネシー州に生産拠点を設立し、海外でのインジェクター生産がスタートした。
現在では日本の愛知県にある西尾製作所をマザー拠点とするグローバルな生産体制を確立し、日本を含めた世界6か国で生産を行っている。
量産と合わせて品質向上に取り組む
同社ではこうしたグローバルな展開と並行し、製品の品質向上にも取り組んできた。1999年には、インジェクターに関し当時一般的だった4個の噴射孔を12個に増やし、エンジンの燃焼効率向上を実現した新たなインジェクターについて、世界で初めてとなる量産に成功。
また1996年からは直噴エンジン用の高圧インジェクターについて開発と量産を進めており、2010年には世界最高クラスとなる噴霧微粒化を実現。日本をはじめアメリカ、ヨーロッパの自動車メーカー各社で採用されるにいたった。
環境に優しい“クルマ社会”の実現へ向けて
同社は今回、ガソリンインジェクターの生産開始から43年間での累計生産10億本達成に際し、今後も先進的な技術開発とモノづくりに力を入れていくと発表。合わせて、環境への配慮をより推し進めた“クルマ社会”の実現を目指す方針だ。
(画像はニュースリリースより)

デンソー ニュースリリース
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