最大80%の摩擦損失を低減
フェデラル・モーグルホールディングス株式会社の一部門であるフェデラル・モーグルパワートレインは、9月30日、同社製MicroTorq弾性シールの供給が急速に拡大していると発表した。
このシールは、エンジン部品の摩擦に起因するパワー損失を低減するため、世界的自動車メーカーのニーズに応えて開発されたもので、類似品と比べ最大80%の摩擦損失を低減できる上、エンジン毎にCO2排出量を1.5g/km削減可能。
デザインコンセプトは、高負荷を作り出さずかつエンジンの耐久性や信頼性を損なうことなく回転軸との均一な接触を維持するために、2重ヒンジの屈曲部分に配置されている。
今後5年間で1,000万個以上に増加
他の利点としてこのシールは、現代のガソリンエンジンに見られる、増加したクランクケース圧力とバキューム要件に準拠しており、他のエンジン部品の摩擦を低減することで更なるエンジン効率を可能にしている。
2010年の発売以来MicroTorqシールは、開発中を含め14種以上のエンジンに使用されている。
直近では今年の初めに生産を開始した、ゼネラルモーターのエコテック小排気量エンジンファミリーに採用された。この新しい1.0L~1.5Lの3~4シリンダーの小型エンジンファミリーは、燃費、性能、及び排出量を改善するために設計されている。
同社は、今年の200万個から今後5年間で1,000万個以上に増加する生産量の見通しを立てており、世界中の顧客に全ての地域で供給するため、メキシコ、ハンガリー、中国で生産キャパシティーを追加増強する計画だ。
(画像はMicroTorq Technical Data Sheetより)

フェデラル・モーグルプレスリリース
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