世界中でオンロード/オントラック走行テストが進む 480ラップ、10,000km以上を達成
韓国の自動車メーカー、ヒュンダイ自動車の子会社KIAが、2017年後期に発表を予定している5ドアファストバック型高級車「スティンガー」。そのテスト走行や開発が着実に進んでいると、23日のヒュンダイ自動車のプレスリリースで明らかにされた。
高性能ブレーキングシステム、パワフルなエンジン、8速トランスミッションなどを搭載し、空気力学を応用したデザインになるとされているKIA「スティンガー」。世界中でテスト走行がされており、ニュルブルクリンクでのパフォーマンス検証プログラム(Nurburgring validation program)においては、480ラップ、10,000kmを超える走行を実現した。
パワフルな3種のエンジンを用意 ブレンボと共同開発したブレーキシステムも
KIA「スティンガー」では、2.0リットル・ガソリンエンジンや、2.2リットル・ディーゼルエンジン、そして注目されている3.3リットル・ツインターボV6エンジンの3種のエンジンを用意。3.3リットル・ツインターボV6エンジンは、最大370馬力、わずか4.9秒で0kphから100kphまで加速するという非常にパワフルなエンジンとなっている。
また、KIAはブレンボと、高出力エンジンに対応するブレーキシステムを共同開発。高温や摩耗に強い耐性をみせる18インチ・ブレンボ・ディスクブレーキをKIA「スティンガー」に採用した。
(画像はプレスリリースより)

Hyundai Motor プレスリリース
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