ITエンジニアの人材確保
ドイツに本拠を置く大手自動車部品のサプライヤーであるコンティネンタルは8月7日、自動車ソフトウェア技術者向けのトレーニングプログラムを拡大すると発表した。
今回、拡大されるのは、自動車ソフトウェアのエキスパート向けのトレーニングコースで、従業員向けのこの3年間のコースを受講することで参加者は資格認定を受けることが出来る。
技術力のあるITエンジニアの人材不足がコンティネンタルでも問題となっており、その人材確保に向けて社内でトレーニングを実施することになった。
コンティネンタルは。ソフトウェア関連の分野において、一定の経験を持つ熟練したエンジニアを対象にしたプログラムを追加する。
2015年に資格制度を導入
自動車ソフトウェア技術者向けプログラムは、2つのセクションに分かれており、3年間にわたって実施される。
特に電気工学のトレーニングコースは、コンティネンタルが企業固有のコンテンツを組み込むように適応させ、これが訓練プログラムの土台となっている。
コンティネンタルは2015年末、自動車ソフトウェア開発者の資格制度を導入しており、「優れたソフトウェア開発者や技術者は、必ずしも大学で学ぶ必要はない」という方針の下で、自動車ソフトウェア技術者向けに、独自のトレーニングコースや学習プログラムを提供してきた。
コンティネンタルはこのプログラムを通じて、熟練エンジニアの継続的な育成を続けていく計画である。
(画像はプレスリリースより)

コンティネンタル プレスリリース
https://www.continental-corporation.com/