車両のパーソナライズ化の重要性
コンティネンタルは9月7日のプレスリリースにて、フランクフルトモーターショー2017でスマート表面材の開発コンセプトを披露すると発表した。今後、コンティネンタルはスマート表面材でパーソナライズの幅が広がると考えている。
自動運転は近い将来、輸送手段から変化があると考えている。プライバシー、コミュニケーション、リラクゼーションと運転以外のことに焦点が移り、インテリアの目的が移行していくと考えている。
需要の変化で表面材も変化
需要の変化によって、デザイナー、エンジニア、スタイリストに求められる創造性、革新性の要求がさらに厳しいものになっていく。
現在はドライバーが運転するという点で、限定的な空間になってしまっており、座席の作りに焦点が置かれている。しかし、今後は居心地の良さだけでなく、美観、感触、耐久性にも力を入れていく必要があるとコンティネンタルは考えている。
内装材は環境、低排出、健康、資源への要件も満たすだけでなく、表面材の強度、長期的な保持をユーザーは求めている。最新の内装材は重量削減を実現し、燃料消費、CO2排出の削減に貢献し、航続距離が長くなり、性能も上がる。
現在、装飾面にデジタル機能を統合する開発を進めており、まずは照明を組み込むことに力を入れている。そうすることで、特殊な照明効果を生み出し、警告表示を出すことも可能になる。
(画像はプレスリリースより)

コンティネンタル プレスリリース
https://www.continental-corporation.com/