都市と車両の相互接続性を深化
コンティネンタルは10日、「スマートシティ」とインテリジェント輸送システムの開発を推進するために、Urban Software Institute社と提携したことを発表した。
コンティネンタルは、Urban Software Institute社の自動車アプリケーションの監査役会を引き継ぐことにより、自動車エレクトロニクスと都市アプリケーションやサービスとの間の要件を合理化するために、車載エレクトロニクスと相互接続性に関する豊富な専門知識を活用する。
コンティネンタルのインテリジェント輸送システム事業部長であるラルフ・レニンガー氏は、次のように述べた。
「都市化の進展に伴い、インテリジェントな交通計画と制御は、ドライバーや都市にとってますます重要になっており、都市と車両の相互接続性は、将来の魅力的な都市環境のキーとなります。我々は、Urban Software Institute社と共にこの相互接続性を開発することを楽しみにしています。」(プレスリリースより引用)
一方、Urban Software Institute社の共同設立者兼ゼネラルマネージャであるルッツ・ホイザー博士は、次のようにコメントしている。
「都市インフラのデジタル化が進展しており、このプロセスで生成される都市のデータは、多くの新しいモバイルサービスやビジネスモデルにとって非常に興味深いものとなります。」(プレスリリースより引用)
都市のインフラからデータを集約
Urban Software Institute社は、2012年に、世界中の都市でデジタル化を支援する目的で設立された。同社は、ビジネスモデル【ui!】で、都市と地方自治体向けに設計されたオープンなデータプラットフォームの1つを開発し、都市のさまざまなインフラストラクチャーからのデータを収集して集約している。これによって、車両がより効果的に都市を移動し、都市のモビリティを、より持続可能で快適にするためのアプリケーションを進展させた。
革新的なビジネスモデルは、トラフィックセクター向けなど、スマートアプリケーション用の標準化されたインターフェイスに基づいて新しいサービスを作成し、運用するために使用されている。
車両からのデータを都市計画に活用
コンティネンタルは、ネットワーク化された都市と相互接続された車両のアプリケーションとして、eHorizonを開発した。eHorizonは、車両を交通データの受信者と送信者の両方として活用し、これにより、ドライバーと車両エレクトロニクスは、リアルタイムトラフィックおよび信号機データから直接利益を得ることが可能となる。
ドイツのダルムシュタットでは、信号機データがドライバーに利用可能となった最初のテストプロジェクトがすでに実施されている。接続されたエネルギー管理(cEM)プロジェクトでは、コンティネンタルとラスベガス市が、信号機データにより車両をより効率的にする方法をテストし、2016年のCESでその結果を発表している。
同様に、個々の車両、特に輸送会社の車両は、都市にとって重要なデータソースになる。位置や平均速度などのデータは、都市がリアルタイムで信号機を最適化し、また、ピーク時の交通の流れを改善して、緊急車両の目的地への到着をより迅速にするのに役立つ。
さらに、車両の流れに関する詳細な統計データは、都市計画者が、主要道路、工業地域や居住地域の要件を決定し、計画を最適化するのに貢献することが期待されている。
(画像はContinentalより)

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