車両ダイナミクスと安定性が向上
ボルグワーナーは2月27日、3月に、スウェーデンのアリエプローグにおいて、「Arctic Drive Winter Test」を行い、凍結した湖や雪の多い地形に対応する最新の推進系技術を検証することを発表した。
最新の全輪駆動(以下、AWD)カップリングと48ボルト電動リアドライブモジュール(eRDM)、および先制型のオンデマンドトランスファーケースのような最新のソリューションは、厳しい条件下においても、車両のトラクション・ドライビングダイナミクス・強化された安全のためのアクティブな安定性・楽しいドライブ体験を向上させる。
ボルグワーナー・パワードライブ・システムズの社長兼ゼネラルマネージャーであるステファン・デマーレ博士は、次のように述べた。
「我が社の最新の推進系ソリューションは、トルクベクタリングやハイブリッドおよび電気推進コンセプトなどの主要トレンドをサポートしています。自動車産業の強力な開発パートナーとして、我々は、優れた走行特性、改善された燃費、CO2排出量低減の要求を満たす最先端のソリューションを、世界中の顧客に提供するよう常に努力しています。」(プレスリリースより引用)
燃費向上とCO2排出量削減も
ボルグワーナーの先制型オンデマンドトランスファーケースと最新のAWDカップリングは、車両のトラクションと安定性を改善するように設計されており、フロントアクスルとリアアクスルの間にトルクを分配する。トランスファーケースは、ハンドル角・アクスルペダルの位置・車輪速度など車両の制御システムからの信号に基づいて、先制型のトルク配分を提供することにより、後輪駆動車のAWD機能を提供している。
また、同社のAWDカップリングは、軽量で高性能なデザインによって、すべての前輪駆動車をAWDに変換するものであり、その電子的に制御された湿式多板クラッチは、要求された量のトルクをリアアクスルに自動的に提供する。
さらに、48ボルトモーターを搭載したeRDM技術による先進的なソリューションは、フル機能の機械式AWDと組み合わせた優れた電気トルクベクタリング性能を提供。P3タイプのハイブリッドシステムに統合されたeRDMは、電気セイルと回生ブレーキ、ブースティングを可能にすることによって、燃費の向上とCO2排出量の大幅な削減に貢献している。
「Arctic Drive Winter Test」において、ボルグワーナーは、その他に、「eBooster」電動コンプレッサーと48ボルト電源用ベルト式オルタネーター・スターターを搭載した、燃焼機関車両およびハイブリッド電気自動車の革新的な技術を紹介することとなっている。
(画像はプレスリリースより)

BorgWarner Press Releases
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