重量低減に貢献
自動車用内装部品の大手サプライヤーであるフォルシアは、同社が複合材を用いて開発したNAFLiteプロジェクトとFast RTMプロジェクトが、それぞれ2017年JEC世界アワードにおいて、サステナビリティアワードとプロセスアワードを獲得したと発表した。
排ガス規制に対応していく必要がある自動車メーカーとサプライヤーは、車両重量10キログラム低減することでCO2排出量を1キロメートルの走行で1グラム低減することができることより、車両重量の低減が大きな課題となっている。
麻を活用した素材
フォルシアは、化学肥料を必要とせず環境に優しく、また食料として活用しない「麻」を原料とした新素材NAFLeanとNAFLiteを開発した。
NAFLite はNAFLeanと射出成形の加工技術を組み合わせたものであり、微細発泡させた構造にすることで、高い剛性度を保ちつつ最高で30%の部品の軽量化を可能とする技術である。
Fast RTMは2013年にフォルシアが、ルノー、Pinette、Compose、SISE、Chomaratなどの企業と共同で開発した量産時に生産効率を向上する技術であり、このFast RTMを使用することで、複合材部品の生産時間を2分にまで短縮することが可能となっている。
(画像はプレスリリースより)

フォルシア ニュースリリース
http://www.faurecia.com/