プラグインハイブリッドに採用
自動車部品の大手サプライヤーであるマグナインターナショナルは4月24日、オーストリアのイルツに拠点を置くパワートレイン製造事業がボルボよりボルボカーズ・クオリティ・エクセレンス(以下、VQE)・アワードを授与されたと発表した。
同社のパワートレイン事業はボルボに電気式リヤアクスルドライブシステム(以下、eRAD)を供給しており、ボルボのV60およびS60プラグインハイブリッドモデルに2012年より搭載されている。
4WDシステム機能も統合
VQE アワードは毎年ボルボに部品を供給するサプライヤーを対象に、1年間の製品の品質に加えて、納入先への対応、生産工場の評価、リーン生産、物流体制12 項目を評価し優れた成果を出したサプライヤーに授与されるアワードである。
また、特にパフォーマンス基準を超え高い品質へのコミットメントがあるサプライヤーに対して与えられるアワードとなっている。
マグナのeRADシステムは、従来の内燃機関エンジンに代わる電動パワートレインであり、複数のドライブモードと4WD機能の両方を持ち合わせたシステムとなっている。
また、このeRADシステムを採用することで、自動車メーカーはCO2の削減と既存のアーキテクチャーを使用することなく50kWの高いパワーをもたらすことができるシステムとなっている。
(画像はプレスリリースより)

マグナインターナショナル プレスリリース
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