相性の良いアルゼンチンでシーズンの仕切り直しを
韓国の大手自動車メーカーヒュンダイは、世界ラリー選手権(WRC)の第5ラウンドであるラリーアルゼンチンで連勝を狙うことを、4月24日のプレスリリースで明らかにした。
アルゼンチンは昨年、ヘイデン・パッドンがWRC初勝利を挙げたヒュンダイチームにとっても相性の良いレースだ。また今シーズンのWRCは、まだ2連勝したチームが無いため、ヒュンダイは今季初となる連勝を狙っている。
フランスで行われた第4戦のツール・ド・コルスにおいて、ヒュンダイの新型マシン「i20クーペWRC」でティエリー・ヌービルが今季初勝利を挙げ、ダニ・ソルドも3位を獲得している。
グラベル5連戦の初戦となる357.59キロの18ステージ
レースは、木曜にコルドバ中心部からスタートし、金曜はステージ3を2ループしつつサンタ・ロサ・デ・カラムチタを目指し南へ向かう。土曜は3つのステージでループし同レース最長の距離となる。
全18ステージ357.59キロとなるアルゼンチンのステージは、グラベル5連戦の初戦となる。第3戦のラリーメキシコで走行して以来となる、本格的なグラベルでのステージとなる。
ヒュンダイのドライバー3名は印象の良いアルゼンチンを今シーズンの本当のスタートとし、ラリーアルゼンチンのグラベルレースに備え、ポルトガルでテスト走行を行うなど2連勝へ向け積極的に準備を行ってきた。
(画像はプレスリリースより)

ヒュンダイ・プレスリリース
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