ラリーフランスとラリーアルゼンチンでの連勝
韓国の大手自動車メーカーヒュンダイは、WRC第6ラウンドのラリーポルトガルで表彰台の獲得を目指し準備を重ねていることを、5月12日のプレスリリースで明らかにした。
ヒュンダイの新型マシン「i20クーペWRC」は、ラリーフランスとラリーアルゼンチンでの連勝を含む4つの表彰台を獲得している。合計31ステージで勝利し、24のパワーステージでもポイントを獲得している。
好調をキープするヒュンダイチームは、2017年度のWRC第6ラウンドでチーム初となるポルトガルでの表彰台獲得を目指している。砂と岩が混在する独特なグラベル路面での最適なタイヤ選びがレースの重要なポイントとなる。
ヨーロッパラウンドで今シーズン初のグラベルでのイベント
1967年に初めて開催されたラリーポルトガルは、1973年にWRCが創立された時からのイベントのひとつ。総距離349.17キロメートル19ステージのラリーポルトガルは、ファンに人気の大ジャンプコースなどが見どころだ。
ラリーポルトガルのレースに備え、ヒュンダイチームドライバーであるティエリー・ヌービル、ダニ・ソルド、ヘイデン・パッドンの3人はポルトガルでテストを行った。
ヘイデン・パッドンのコドライバーであるジョン・ケナードが、怪我の悪化のため欠場となり、セブ・マーシャルが代役を務める予定だ。ジョン・ケナードはポルトガルでチームのサポートを行う見込みだ。
(画像はプレスリリースより)

ヒュンダイ・プレスリリース
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