高性能車両ヒュンダイ「Nブランド」の第1号として
韓国の大手自動車メーカーヒュンダイは、Nブランドの高性能モデルである「i30N」の最終テストをニュルブルクリンク24時間耐久レースで実施することを、5月25日のプレスリリースで発表した。
同レースへは2台の「i30N」が参加する予定で、2017年後半に予定されている発売を前に、極限の状態で車両がどう機能するかを調査し微調整を行うものとみられる。
韓国のナムヤンで「i30N」の研究開発に携わって来た、ヒュンダイ研究開発センターのエンジニアたちが、テクニカルドライバーとしてレースに参加することになっている。
誰が運転しても楽しめる車両の提供を目指し
ヒュンダイは開発を進めてきた「i30N」は、同社の高性能モデルである「Nブランド」による最初のモデル車両だ。「N」のロゴはサーキットの「シケイン」を模して作られ、ワインディング・ロードにおける究極のドライビングを意味している。
「i30N」は、2.0Lのガソリンターボエンジンに6倍速マニュアルトランスミッションが採用されている。レースでは、1.6~2.0Lまでのターボエンジン搭載クラスの「SP3T」へ出場する。
ニュルブルクリンク24時間耐久レース参加に際し、ヒュンダイは「シェル・ヒリックス」をはじめとし、「ハンコックタイヤ」や「アルパインスターズ」とパートナー提携を行った。
(画像はプレスリリースより)

ヒュンダイ・プレスリリース
https://www.hyundai.com/