自動運転車両も参加
ドイツの大手自動車部品サプライヤーであるZFは6月2日、ドイツで「第10回ZFレースキャンプ」を開催したと発表した。
今年は、自動運転車両も参加するカテゴリーも今シーズンから設定されており、6月1日から2日にかけて約700人の学生が参加するなかでレースキャンプが行われた。
今年のZFレースキャンプには、ドイツ、チェコ、オランダ、スイス、イタリアから合計24チームが参加している。レース車両は32台で、その半数が電気自動車となっており、また自動運転車両は6台となっている。
自動車産業の変化に対応
ZFは2002年からフォーミュラ・スチューデント・レース・シリーズに関わり、現在39の大学チームに協賛をしており、ドイツ全土より60名以上のエンジニアと専門家が「フォーミュラ・スチューデント・レース・シリーズ」のチームに助言とノウハウを教えている。
また、その専門知識を共有することに加えて、ZFはハイテクレーシング製品や資金援助を通じて、チーム立ち上げ活動を行う若手の支援活動も行っている。
ZFの人事およびガバナンス部門の役員であるJurgen Holeksa氏は次のように述べている。
「デジタル化と自動運転の大きなトレンドが自動車産業に大きな変化をもたらしている。ZFは、幅広い製品ラインナップだけでなく、新しいモビリティソリューションを積極的にサポートすることで、この変化に積極的に対応していく。」(プレスリリースより引用)
(画像はプレスリリースより)

ZF プレスリリース
https://www.zf.com/