プロジェクトIONIQ研究所による革新的な長期プロジェクト
韓国の大手自動車メーカーヒュンダイは、自動車産業の将来を方向付ける12のメガトレンドに関し、8月4日のプレスリリースで見解を発表した。
プロジェクトIONIQ研究所による革新的な長期プロジェクトの一端で、2030年までの将来における輸送と機動性の再定義として、12のメガトレンドの予想が行われた。
全てがつながる「Hyper connected society」へ
すでに社会は、「Hyper connected society」へと変わりつつある。ソーシャルメディアへの期待が高まり、24時間リアルタイムで社会につながる機会が増えている。
次に挙げられるのは、先進国の高齢化だ。2030年には出生率の低下もあり、先進国の人口において21%が65才以上となる見込みだ。したがって、将来の自動車は年配者の活動に考慮したシステムが必要になると考えられる。
また、地球温暖化や化石燃料の減少など、環境への規制はますます厳しくなる。そのため電気やハイブリッドの車両生産が増加するとみられている。自動車産業は他セクターと協力し、拡張現実や仮想現実などの新しいテクノロジー強化を行うことも必要になる。
個別にカスタマイズされた車内サービス
2030年をめどに、ドライバーのために個別にカスタマイズされた車内サービスが提供される。また3Dプリンターなどのテクノロジーも導入し、顧客の好みを反映したデザインプロセスが行われることも期待される。
ネットワークの普及により、力の地方分権化が進むことも予想される。社会不安の高まりも懸念され、サイバー犯罪などが増加する恐れもある。車両は単なる輸送のツールではなく、所有者が現実逃避を行う余地のあるスペースとしても利用されることが見込まれる。
そのほかにも、シェアリングエコノミーや、ロボットテクノロジーを利用した共進化も予想される。国連では2030年には世界の住民の70%が市街地に居住すると予想しており、巨大都市化に対応した輸送機関の開発が必要になる見込みだ。
こうした過密状態を回避するため、海や地下へ領域を拡大するとすれば、将来は「水中自動車」の出現も考えられる。
(画像はプレスリリースより)

ヒュンダイ
http://worldwide.hyundai.com/WW/Main/ヒュンダイ・プレスリリース
https://www.hyundai.news/eu/brand/