製造・開発拠点拡大に継続的に投資
ボッシュは、優れたビジネスチャンスを提供する東南アジアに対して、8000万ユーロを投資することを発表した。
同社は、ASEANに加盟する10ヶ国すべてに拠点を持ち、継続的にビジネスを発展させている。
ボッシュのボードメンバーでアジア太平洋地域管理担当であるピーター・ティロラー氏は、次のように述べた。
「東南アジアは、ボッシュ・グループにとって重要な地域です。この地域の成長をサポートするために、我々は今年、東南アジアに約8000万ユーロの投資することを計画しています。」(プレスリリースより引用)
2016年前半、ボッシュは、顧客により近接することを目的に、フィリピンとインドネシアに新しいオフィスを開設した。また、地域での生産能力を強化し、マレーシアとベトナムでのモビリティソリューション工場を拡大する計画があり、タイにも新工場が計画されている。過去10年間で、ボッシュは、東南アジアにおける製造・開発の拠点を拡大するために、約5億ユーロを投資している。
成長を続ける東南アジアを重視
ボッシュは1919年から東南アジアに進出し、シンガポール・マレーシア・フィリピン・インドネシア・タイ・ベトナム・ブルネイ・カンボジア・ラオス・ミャンマーにおいて、6800人以上の従業員を採用、さらに、今後数年間、その労働力により成長を維持すると予想されている。
また、同社は、20年以上にわたり現地生産を行い、現在、この地域において7つの工場を保有。マレーシアでは、電動工具・カーマルチメディア部門製品・ステアリングシステム、ベトナムでは、自動駆動システムのための可変トランスミッションベルト、タイでは、洗濯機・ワイパー・ガソリンシステムを製造している。
東南アジアはまた、ボッシュ・グループのグローバルR&Dネットワークにとって、ますます重要になりつつある。数年前から、シンガポール・ベトナム・タイ・マレーシアにおいて開発を行っており、 2010年からは、ベトナムのホーチミン市に、東南アジアで初のソフトウェア開発センターを運営、エンジニアがIoTのためのソフトウェアソリューションに関する仕事に従事している。
これにより、ボッシュは、この地域でますます重要なソフトウェアの雇用主となっており、ベトナム・タイ・マレーシアでは、教育と職業訓練を同時に進めるデュアルシステムというドイツの考え方を導入している。
2015年、ボッシュは、東南アジアにおいて、7億8000万ユーロ以上の売上高を計上し、12%の成長を達成。また、ASEAN市場の一部で不安定な経済成長が見られたのにもかかわらず、今年も成長を見込んでいる。こうした成長の理由としては、若者を中心とした人口の増加、中産階級の成長する購買力、インフラ需要の増加、都市化、および天然資源を節約する必要性などが挙げられる。
ブランド強化のキャンペーンを開始
ボッシュは、東南アジア地域での最初の国際的なキャンペーンとして、異なるチャネル上でのマーケティングとPR活動をスタートした。
このキャンペーンの目的は、同社の東南アジアにおけるプレゼンスの拡大に加えて、そのブランドコミュニケーションも強化することであり、ボッシュが、スパークプラグ・ワイパー・バッテリー・ブレーキなどの自動車部品、そしてより安全で快適な運転のための運転支援システムで、生活の質を向上させることができる多くの分野での技術を提供していることを紹介していく。
キャンペーンのテーマは「私たちは変革に貢献します」。大きく成長している東南アジア地域において、ボッシュは、現地市場のニーズに合わせた技術の開発と提供に努めている。これらのソリューションは、低コストで入手可能であり、様々な仕様を満たすものだ。
(画像はプレスリリースより)

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