カーシェアリング車両の設計に必要な技術を研究
ミシガン大学ディアボーン校の学生は、デンソー・インターナショナル・アメリカ社が発表したカーシェアリング研究である「MDrive」に参加し、モビリティの未来を形成する手助けを行っている。
デトロイトに本拠を置き、先進のエネルギーとモビリティ技術を推進するNextEnergy社の協力を受け、デンソーは、新しいカーシェアリング車両に必要な技術が何かを判断する調査を開始した。学生は、カーシェアリングに関するフィードバックを行い、現在の車のモデルに役に立つか、あるいは不必要な機能についての洞察を提供する。
デンソー・インターナショナル・アメリカの北米研究エンジニアリング・センターの主要エンジニアであるマイケル・ビーマ氏は、次のように述べた。
「デンソーは、この研究と現実の環境でのテストを通して、モビリティ・ソリューションの将来を推進するのに貢献します。我々の目標は、将来のカーシェアリングでどのような技術が最も必要なのかをもっと知ることです。この調査で、我々は、カーシェアリング市場向けの製品を設計するためのユーザーのフィードバックを収集することができます。」(プレスリリースより引用)
大学生が日常の用事に車を使用
事前に選ばれた、ミシガン大学ディアボーン校に通い、ディアボーン地域に住んでいる30人の学生は、3台の電気自動車フォード・フォーカスにアクセスする。参加者は、日常的にこれらの車両を予約し、共有し、使用して、用事を済ませたり、疲れを癒やしたり、夕食のために友人と会ったり、ダウンタウンのコンサートに行ったりしてから、運転やシェアリングの経験についてフィードバックを行う。
デンソーは、1つの場所に居住し、働き、集まる人々のためのカーシェアリング固有技術の必要性を調査するために、最初にユーザーからのフィードバックを収集しており、2017年のSAE世界大会で研究結果を発表する予定である。
この調査について、大学のダニエル・リトル教授は、次のように述べた。
「『MDrive』は、ミシガン大学ディアボーン校の学生がキャンパス内の環境に優しい代替交通手段の研究に参加する絶好の機会です。学生は、カーシェアリングのサービスやビジネスモデルの新しい技術の意思決定プロセスに影響を与える可能性のある人に選ばれたのです。」(プレスリリースより引用)
リアルタイムデータと映像を収集
さらに、研究では、デンソーによってインストールされた充電ステーションがある3つの駐車場が設置されているディアボーン地域に、車両が配置される。学生は、カスタムのサードパーティ製予約アプリを通じて利用可能な車両を予約し、アメリカ大陸内を制限なしに自由に旅行することができる。
その途中、リアルタイムのデータはオンボードの診断装置によって収集され、車載カメラは車の走行中にユーザーエクスペリエンスの映像をキャプチャする。こうした旅行に続いて、短時間の調査を行い、週ごとのディスカッションボードに参加して、将来のカーシェアリング車両を改善するための提案を行っていく。
デンソーと協力してプログラムの開発と管理を担当するNextEnergy社の社長兼CEOであるジャン・レッドフィールド氏は、「『MDrive』はモビリティ研究を推進し、モビリティ技術とソリューションの大量開発と普及を促進するための共同作業の素晴らしい例だ」と語った。

DENSO INTERNATIONAL AMERICA News
http://www.densomedia-na.com/news/show?id=646