北極圏や砂漠など厳しい場所でのレース
コンチネンタルは、電動自動車によるオフロードレース「Extreme E」のスポンサーとなることを発表した。
コンチネンタルのタイヤ技術と電動SUVが提供されるこの新しいレースシリーズは、世界の最も遠く離れたレース場で開催される。
Extreme Eの主催者は、ちょうど2年以内に開始される最初のシーズンに12チームが参加すると予想している。プロトタイプのテストは、2019年4月に開始される予定で、コンチネンタルは、当初、Extreme E の創設パートナーとなり、2021年のプレミアムパートナーとなる。
コンチネンタルは、ヒマラヤ山脈やインド洋沿岸、北極圏、砂漠越えや熱帯地方であっても、完璧なロードグリップを保証する。このような場所におけるレースシリーズは、エコシステムにいる誰もが今日までに既に直面している課題を強調する。
コンチネンタル、タイヤ部門と企業購買担当役員であるNikolai Setzer氏は、Extreme Eのパートナーとなることを歓迎し、次のように述べた。
「この非常に新しい形式のレーシングスポーツは、我が社の超高性能タイヤが、厳しい条件下でどのように成功するかを実証する機会を提供する。この冒険的なオフロードシリーズのドライバーは、路面に関係なく安全にパフォーマンスが行われる方法を経験するだろう。このシリーズの重要なファクターは、気候変動や、我々と環境との責任ある相互作用、重要なエコシステムなど、現在と将来の課題に対する観客の意識を高めることである。持続可能性は、我が社の課題であり、これは、Extreme Eの目標と完全に同調している。」(プレスリリースより引用)
気候変動を阻止し持続可能な世界に
コンチネンタルは、レースの参加するすべての車両に、それぞれの地形に適したタイヤを提供する予定である。
Formula Eの創設者でありCEOであるAlejandro Agag氏は、次のようにコメントした。
「私は、電気自動車技術の進歩と、クリーンモビリティソリューションが、世界の気候変動を阻止するための取り組みに与える影響に対し、常に熱意を持っている。」(プレスリリースより引用)
そして、Alejandro Agag氏は、「Extreme Eにより、世界がより早く持続可能なものにすることに貢献できると強く信じており、この希望を現実にする夢のチームを持っている。ジル・ド・フェランは、モータースポーツの世界のリーダーであり、また、デイビット・デ・ロスチャイルドとフィッシャー・スティーヴンスという、それぞれの分野において最高の2人も協力する。」と説明した。
さらに、コンチネンタルタイヤを創設パートナーとして、CBMMをニオブのサプライヤーとして歓迎することは、Extreme Eにとって大きな後押しであること、この持続可能なスポーツとエンターテインメントのコンセプトに対する強い商業的興味を示していることを説明した。
(画像はプレスリリースより)

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