展示会で未来の車載サーバーを発表
コンチネンタルは2月18日、バルセロナで行われるモバイル展示会・Mobile World Congress(MWC)で同社が取り組んでいるインテリジェント・モビリティを展示すると発表した。
アンテナに変わるモジュールを提案
同社が発表するのは、最新のE/Eアーキテクチャの基盤として機能する未来の車載サーバー。
現在車の周囲に散らばっている個々のアンテナの配列を電子機器と組み合わせた単一のハードウェアモジュールで、これまで車両ルーフに取り付けられていたアンテナに置き換わる、新しいソリューションだ。
5G対応で4✕4の超高速、ワイヤレスでデータを複数の送信機・受信機チャネルに転送する。様々な機能のアプリが含まれており、サービスプラットフォームや通信インターフェース、セキュリティ・管理機能を保持。
利用可能な駐車スペースをリアルタイムで認識、駐車料金の計算を行うため、カーシェアリングやマルチユーザーの管理にも適している。
エコシステムとスマートシティの未来へ
同社は最近アンテナスペシャリストKathrein Automotiveの買収に成功。彼らの豊富な知識をモビリティ分野に広げ、自動車アーキテクチャへの新しいアプローチを行うのが狙いだ。
将来的にはデジタル化によるエコシステムと都市生活の質を向上させる、スマートシティへの実現に向けた開発を行っていくと述べている。
(画像はプレスリリースより)

コンチネンタルのプレスリリース
https://www.continental-corporation.com/