アメリカンアクスル、キャデラックXT4にAWDパワートランスファユニットを供給

アメリカンアクスル＆マニュファクチャリング（以下、AAM）は、今年の後半に発売されるキャデラックXT4に全輪駆動（AWD）の追加された機能と優れた車両効率を実現した同社のドライブライン技術が導入されたことを発表した。

ツインクラッチAWDシステムは、AAMのパワートランスファユニット（PTU）を備えており、これにより、運転者は、AWDモードではない時にドライブラインの損失を減らすために、ドライブシャフトとリアアクスルを切り離すことができる。

このシステムにより、運転者は、必要な時にAWDモードを選択することができ、必要としない時は前輪駆動モデルと同様の燃費で走行することができる。

AAM会長兼最高経営責任者（CIO）のDavid C. Dauch氏は、次のように述べている。


車両のトランスミッションに取り付けられたAAMのPTUは、トルクが必要な時に、ドライブシャフトを介してリアドライブモジュールに電力を送る。AWDをオフにすると、PTUはドライブシャフトの回転を停止して、リアドライブモジュールに電力を送る。

このメカニズムによって、燃費の向上と排出ガスの削減が可能になった。

キャデラックXT4のPTUは、AAMの「EcoTrac」ディスコネクトAWDソリューションの一部であり、PTUの取り外し、マルチピースドライブシャフト、電子制御ユニットを搭載したリアドライブモジュール、トルク伝達デバイスなどがある。

（画像はプレスリリースより）




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