約13億円を投資
自動車用タイヤの大手サプライヤーであるブリヂストンは7月18日、米国子会社であるブリヂストン アメリカス・インクがイリノイ州のブルーミントン工場に約13億円を投資して、建設・鉱山車両用タイヤの生産能力を増強すると発表した。
今回の生産能力拡張により、ブルーミントン工場で新たに3つのサイズのタイヤを製造する計画であり、これにより同工場はブリヂストングループ内において、29インチ、33インチ、35インチの中小型建設・鉱山車両用タイヤを製造する初の海外工場となる。
2020年に生産能力の増強が完了予定
ブリヂストンによる今回のブルーミントン工場の生産能力拡大は、需要が増加している建設・鉱山車両用タイヤに対応することが目的となっている。
また、今回の事業強化によりブリヂストングループはサウスカロライナ州のエイケン工場での大型・超大型建設・鉱山車両用タイヤの製造と併せて、戦略商品である建設・鉱山車両用タイヤを北米の顧客に迅速に供給することも可能となる。
1965年8月に設立されたブルーミントン工場は、イリノイ州ノーマル市に位置して、約332,000平方メートル規模の敷地で約420名の従業員体制により建設・鉱山車両用タイヤを生産しており、今回の生産能力の 増強は2020年中に完了する計画となっている。
(画像はブリヂストン ホームページより)

ブリヂストン プレスリリース
https://www.bridgestone.co.jp/