オンライン販売で、より高度な情報を提供
ブリヂストン・アメリカスは9日、オンラインタイヤ見積もりおよび販売プラットフォームである「TireConnect」の機能を強化したことを発表した。
新しいプラットフォームの機能には、カスタムされたホイールビジュアライザー、競争力のあるタイヤ価格ガイド、タイヤ空気圧監視システム(TPMS)キットおよびバルブの正確な見積もりとの統合などが含まれる。
拡張した機能により、ブリヂストンのディーラーは、タイヤとホイールを見積もるためのシングルソースとして位置づけされ、オンラインから店舗までのシームレスなタイヤ購入体験を実現する。
また、強化されたサービスの一環として、第三者から提供された競争力のある集約データを活用し、ディーラーが在庫を適切に価格設定できるようになった。
ブリヂストン・アメリカス・タイヤオペレーション、アメリカ・カナダ担当交換タイヤ販売責任者であるErik Seidel氏は、次のように説明した。
「ブリヂストンでは、ディーラーネットワークが、より多くのタイヤのオンライン販売を勝ち取ることができるようにしたいと考えています。消費者は、オンラインで、リアルタイムの製品と価格情報を入手したいと考えており、その情報を提供するためにTireConnectプラットフォームをさらに強化しました。 TireConnectは、ディーラーが顧客との関係を構築し、最終的に販売を促進してロイヤルティを高める強力な販売ツールです。」(プレスリリースより引用)
ダッシュボードに様々な価格情報を表示
タイヤ価格調査モジュールが追加され、ディーラーは、使いやすいダッシュボードに国際的な平均価格や適用可能な最安の宣伝価格にアクセスすることが可能となった。
新技術は、この春に行われたTireConnectプラットフォームの全国的なアップデートに含まれ、新しい価格ガイドモジュールが追加された。
この機能により、ディーラーは、価格構造に関する情報による意志決定を、すばやく簡単に行うことが可能となり、メーカーの価格ガイドラインに準拠し、店舗を離れずに競合他社の価格を調べることができる。
競争力ある集約されたタイヤ価格が目に見えることに加えて、TireConnectオンラインプラットフォームは、TPMSキットのより正確な価格設定機能をディーラーに提供する。
TPMSキットは高性能であり、これまでも、多くのディーラーはフラット価格を設定しやすくなっていた。TPMSの提供により、タイヤディーラーは正確な見積もりを提供し、消費者に特定のTPMS提供についてよりよく知らせることができる。
車の販売ともリンク
また、TireConnectプラットフォームは、「iConfigurator」ホイールビジュアライザーと相互作用し、ディーラーがオンラインで車の見積もりや販売を行うこともできる。
この機能をウェブサイトにリンクさせることを選択したディーラーは、車とホイールがどのように見えるかを確認することができるビジュアルツールを顧客に提供し、シームレスなオンライン購入体験を提供することができる。
ブリヂストンは、2015年にTireConnectを買収し、関連する小売業者のネットワークに、ターンキー方式のオンラインタイヤ販売ツールを提供するとともに、ディーラーが既存のウェブサイトでタイヤの見積もりと販売をできるようにした。
2017年に全国展開されたTireConnectは、2,500以上の販売店で利用され、600万回以上のタイヤ検索に使用されている。
(画像はプレスリリースより)

Bridgestone Americas Press Releases
https://www.bridgestoneamericas.com/