最先端の自動車技術を使った実務を研修
ブリヂストン・アメリカズは、アクロン公立学校とともに、応用エンジニアリングとテクノロジーのブリヂストンアカデミーを新設することを発表した。
これにより、2018-2019年度の秋に、East Community Learning Center(East CLC)に、ファイアストン・コンプリート・オートケア(FCAC)のセンターが設置される。
アクロンアクロン公立学校は、ブリヂストンと合同して、East CLCにある材料や備品、POSシステムを提供する、既存の自動車技術ラボの一部を改装する予定である。
センターには、ソフトウェアプログラム、顧客待合室、車両修理用具が完備されており、100人の学生が、小売店を経営するために必要なビジネス手法を学びながら、最先端の自動車技術を使った実務作業を学ぶ。そして、学生たちは、模範的な顧客サービスとビジネスの洞察力を実践しながら、限られた自動車整備サービスを地域社会に提供することとなる。
また、サービスと販売から得られたすべての収入は、プログラムに再投資される。
地域社会への貢献
East CLC、自動車技術担当教師であるChadwick Groom氏は、次のように述べた。
「East CLCにおける自動車技術プログラムは、学生に自動車修理技術を教えてきた長い歴史を持っています。ブリヂストンとの提携により、顧客サービスとビジネス基礎を学びながら、より高度な研修を学生たちに提供することとなり、我々のカリキュラムを強化します。」(プレスリリースより引用)
ブリヂストン・アメリカズのエグゼクティブ・バイスプレジデントであり、最高総務責任者、危機管理担当責任者であるChristine Karbowiak氏は、この提携は同社がアクロンの地域社会と教育に対して、長期的かつ深い関わりを持っていることを示すものとし、次のように説明した。
「ブリヂストンはイノベーションのリーダーであり、この研修センターは、我が社が企業の社会的責任へ専心することを示した『Our Way to Serve』の具体的な例です。このセンターにより、ファイアストン・コンプリート・オートケアのタイヤと自動車サービスセンターで提供されている最新技術、運用手順、ビジネス手法を使用して、次世代の自動車および小売業の専門家を育成していきます。」(プレスリリースより引用)
卒業生を従業員として採用も
新しいセンターは、ナッシュビルの教育に恩恵を果たすために、ブリヂストンとメトロポリタン・ナッシュビル公立学校との間の官民協力である、メイプルウッド高校自動車研修センターを参考にしている。
2015年に協力が開始されて以来、ブリヂストンは、ナッシュビル地域のファイアストン・コンプリート・オートケアにおいて、メイプルウッド高校自動車研修センターの卒業生を、店舗従業員として17名、インターンとして12名を採用した。
アクロン公立学校の責任者であるDavid W. James氏は、次のように述べた。
「我々は、ブリヂストン・アメリカズがEast CLCの学生に行った投資について感謝しています。この提携は、アクロン公立高校の教育を、カレッジ&キャリアアカデミーへ変革することにおける一歩を踏み出すものであり、すべての学生に、その世界をより深く探求させ、卒業後に成功を果たすための機会を提供します。」(プレスリリースより引用)
アクロンのカレッジ&キャリアアカデミーは、GAR財団、United Way of Summit County、ConxusNEO、Summit Education Initiative、Greater Akron Chamber of Commerceなどの主要戦略パートナーによってサポートされている。
アクロン公立学校とブリヂストンの連携は、United Way of Summit Countyの支援を受けて実現した。5月、アクロン公立学校は、学生たちに実務経験による学習機会を提供し、サミット郡の雇用パイプラインへの教育を強化するために、United Wayが、カレッジ&キャリアアカデミーと地元ビジネスを結び付けたことを発表した。
(画像はプレスリリースより)

Bridgestone Press Releases
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