自動運転用の電動部品を生産
自動車部品の大手サプライヤーであるコンチネンタルは7月20日、同社初のリトアニア工場の建設に着手したと発表した。
このコンチネンタルの新工場では、2019年第2四半期よりヨーロッパ市場向けにドアおよびシートコントロールユニット、自動防眩ガラスコントロールユニットなどの電装部品を生産する予定となっている。
また、レーダーセンサーや運転支援&自動運転制御ユニットなどの高度な自動運転を可能にする部品の生産も行っていく計画である。
環境にも優しい工場
コンチネンタルはこの新工場に今後5年間で9,500万ユーロを投資し、1,000名の新規雇用を創出する見通しであり、既に生産関連の業種についての採用活動は開始されている。
コンチネンタルの役員会メンバーでインテリア部門のトップであるHelmut Matschi氏は次のように述べている。
「このカナウスにある近代的な工業地域には、優れたインフラと質の高い労働力があり、コンチネンタルにとって理想的な場所である。」(プレスリリースより引用)
リトアニアのカナウスに建設される新工場は、生産および物流施設を含め22,000平方メートルの規模であり、環境性能を評価するLEEDゴールド認証を獲得している。
(画像はプレスリリースより)

コンチネンタル プレスリリース
https://www.continental-corporation.com/