テネコ、米排ガス規制に対応する技術を発表
テネコは先月27日、米国の排出規制U.S. EPA Tier 3に対応した各種技術を発表し、それらを搭載したテスト車両によるデモンストレーションを行った。
汚染物質と温度の管理がカギ
US EPA Tier 3は排気ガス中の有害物質削減を目指して制定され、2017年より小型車からトラックまで幅広い車種を対象に発効される。テネコによると、規制対象となる物質のうち窒素酸化物と非メタン有機ガス(NMOG)を削減するには、汚染物質管理とエンジンの温度管理が重要になるという。
今回テネコが用意したテスト車はこれら2点に重点を置いたもの。エアギャップとマニホールドに工夫を凝らすことで、同社最新の触媒コンバーターが有効に動作する温度が保たれ、有害物質の排出を可能な限り低減させることに成功。また熱効率の改善によって余計な廃熱を防ぐとともに、エンジンの駆動効率上昇を実現している。
こうした有害物質低減とエンジンの温度管理への努力により、テスト車はUS EPA Tier 3に適合しているのはもちろん、各機構のさらなる効率化が図られることによって温室効果ガスの削減にも成功しているという。
テネコ、自社技術に自信
テネコの最高技術責任者ティム・ジャクソン氏はUS EPA Tier 3について、規制をクリアするためには温度管理が極めて重要であり、それこそテネコが得意とするところであるとの考えを強調。排出規制に対応する上で、同社の技術は広範囲をカバーできる優れたものであるとの認識を示した。

テネコ ニュースリリース
http://www.tenneco.com/tenneco_provides_clean_air