デルファイ、最高経営責任者が退任する

デルファイは、リアム・バターワース(Liam Butterworth)氏が代表取締役兼CEO(最高経営責任者)を退任すると発表した。

バターワース氏の退任を受け、取締役会は、新たなCEOが正式決定・就任するまでの期間、ハリ・N・ナイル(Hari N. Nair)氏を一時的なCEOとして任命した。

ナイル氏は、自動車業界において30年以上のエグゼクティブ経験をもつ。2010年から2015年までは、テネコCOO(最高執行責任者)を務めた。また、COO在任期間には、取締役会にも名を連ねていた。

2017年12月、デルファイのパワートレイン事業とアフターマーケット製品事業の分社化に伴い、ナイル氏はディレクターに就任した。

デルファイ取締役会は、ナイル氏のリーダーとしての手腕、自動車業界における長いキャリアを高く評価している。自動車業界に精通したナイル氏が一時的ではあるがCEOに就任することにより、デルファイは更なるビジネス機会が得られ、成長できると期待される。

また、ナイル氏は、市場優位性を維持しつつ、利益ある成長が継続できるように、デルファイの事業強化に意欲的である。

（画像はプレスリリースより）




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