共同研究開発契約の締結
コンチネンタルは10月18日、米国の高所作業車メーカーJLGとテレハンドラー用タイヤ「TeleMaster」の共同研究開発契約を締結したと発表した。
契約により、回転抵抗や摩擦が少ない建設車両用(OTR)ソリッドタイヤ(空気の代わりにゴムを使用したタイヤ)が開発される。また、今後5年間、JLG製テレハンドラーに対して、コンチネンタル製ソリッドタイヤを優先的に提供する。
Win-Winの契約
JLGは、重荷重や長距離移動への耐久性、牽引力が高く、表面の溝・切り込みが多いタイヤを求め、コンチネンタルとの共同研究開発を通して、テレハンドラー「SkyTrak」に最適なタイヤの開発を期待している。
コンチネンタル商用車用タイヤ部門セールス・マーケティング部長のパヴェル・プロウザ(Pavel Prouza)氏は、ソリッドタイヤを提供することによりJLGのニーズに応える一方で、自動車業界からOTRタイヤセグメントに至るまで、コンチネンタルが有するソリッドタイヤに関する豊富な知識・技術を広める必要があると考える。
2社は、SC20サイズにて機能・性能を改善したタイヤを試作し、その後、テレハンドラー用にて試みる予定であるという。
(画像はプレスリリースより)

Continental プレスリリース
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