半導体事業の拡大
ボッシュは、電気自動車、自動運転における需要の増加、半導体市場の拡大を受け、車載半導体事業を拡大させる。2019年の半導体市場の成長率は、前年比5%増になる見込みである。
車載エレクトロニクス事業の執行委員であるイェンス・ファブロフスキー(Jens Fabrowsky)氏は、電気自動車、自動運転において、車載半導体が担う役割は非常に大きいと述べる。
一方、現状、車載半導体は、半導体がもつ全ての可能性ではなく、潜在的可能性を活用することにより、電気自動車、自動運転は更なる発展を遂げると考える。
半導体市場を牽引
ボッシュの半導体事業は、45年以上の歴史をもつ。車載半導体市場において市場占有率が高く、市場優位性・競争力が強い。2016年に新規登録された自動車は、9種類以上のボッシュ製半導体チップが搭載されている。
ハイブリッド車、電気自動車において、車載半導体は、電子モーターを制御し、バッテリーの効率性を向上させる。また、運転支援、自動運転システムには、不可欠である。
例えば、半導体システムを介して、エンジンコントロールユニット(ECU)は、ブレーキ・アクセルといった運転操作、道路状況など重要な情報を得られる。
(画像はプレスリリースより)

Bosch プレスリリース
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