NOx排出を削減し最新規制を遵守
ボルグワーナーは10月30日、オールインワンの排気ガス再循環(EGR)システムについて発表した。
排出規制がますます厳しくなっている今、先端技術の重要性が増している。同社は世界各地の主要な自動車メーカーに対して、同社の世界最高レベルのEGRシステムを供給している。
ボルグワーナーのソリューションは、ディーゼル車のNOx排出を削減し、ユーロ6dなどの最新規制を遵守するのに役立つ。
ボルグワーナー、エミッション・アンド・サーマルシステムズ社長兼ゼネラルマネージャーのJoe Fadool氏は、次のように述べている。
「幅広い車種に向けたティア1サプライヤーとして、世界的に有名な自動車メーカーとの関係を拡大していくことを喜んでいます。最新の先進EGRシステムにより、我が社は、燃焼アプリケーションの効率的でクリーンな技術の大幅に増加する需要に対応しています。単一コンポーネントではなく完全なモジュールを顧客に提供することで、熱交換技術のリーディングサプライヤーとしての地位が強化されます。」(プレスリリースより引用)
オールインワンで効率と耐久性を向上
ボルグワーナーの洗練されたEGRシステムは、排ガスの制御可能な部分を吸入空気に戻して再循環させることにより、NOxの排出を大幅に削減する効果的かつ費用対効果の高いエンジン内部手法である。
EGRモジュールは、EGRクーラー・バイパス・EGRバルブなどの多数の技術を1つの小型パッケージにまとめたものである。
EGRシステムは、熱吸収の最適化と燃焼室内の酸素濃度の低下を通じて、NOx排出を低減しピークシリンダー温度を低下させる。また、高い熱負荷に耐える能力を備えた先進のオールインワンソリューションにより、冷却液の流れを最小限にしても効率と耐久性を向上させている。
(画像はプレスリリースより)

BorgWarner Press Releases
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