ボルグワーナー、Delco Remyの純正製品「31MT」スターターを導入

ボルグワーナーは11月8日、商用車用の新しいスターターである、Delco Remyの純正製品「31MT」を導入したことを発表した。

新しい31MTスターターは、重要な設計変更により、高い信頼性と耐久性を持ち、同等の製品よりも最高10％増のピーク電力を示す。これらの性能上のメリットにより、新しい31MTスターターは、デリバリーバンや緊急車両、スクールバスなど、中規模の商用車用途に耐久性と信頼性のあるソリューションを提供している。

1,250万個以上のOEユニットがインストールされた、Delco Remy純正製品「29MT」のOEプラットフォームから開発された31MTモデルSリーズは、クラス6および7の商用車アフターマーケットに幅広く適用される。

BorgWarner PowerDrive Systemsの社長兼ゼネラルマネージャーであるStefan Demmerle氏は、次のように述べた。

信頼性の高い29MTプラットフォームを構築したBorgWarnerエンジニアは、大型車用スターターの性能を向上させるために一連の設計変更を行った。

これらの変更には、クランク能力を高めるためのシリコンラミネート加工されたアーマチュア、スターターのより高い耐久性のためのオーリング付きベアリングと強化された電流転換器、より高い耐食性と全体パフォーマンスのための新しいメッキ加工ブラシホルダーとステンレスブラシスプリングなどがある。

また、31MTは、停止／始動システムと互換性があり、OEの省燃費戦略を実現するのに役立つ。

31MT商用車スターターの革新的な特徴は、歯車が接合すると作動するポジティブシフト係合システムである、これは発生すると、フル回転したアーマチュアが、ピニオンの接合が可能になるように、接合点を分離し、クリック音があってもクランクしないことを防ぐ。

つまり、キーを回して迅速なクリック音を聞いたが、スターターがエンジンにクランクされなかった場合である。

ポジティブシフトエンゲージメントシステムは、より良いドライビング体験を可能にし、頻繁に停止と始動を行う中型商用車に特に適している。

新しい31MTモデルを使用して、12ボルトのエンジンサイズで9リッターまでの主要商用車OEメーカーの中型車における様々な既存部品をアップグレードすることができる。

各スターターには、すべてのメーカーに対して1年間の距離無制限の保証が付いており、北米のスクールバス用途には2年間の延長保証が付いている。

（画像はプレスリリースより）




ボルグワーナー　プレスリリース（PR Newswire）
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